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古文単語「したふ/慕ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
36,583 views |
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したふ/慕ふ
このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「したふ/慕ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行四段活用
| 未然形 | したは |
| 連用形 | したひ |
| 終止形 | したふ |
| 連体形 | したふ |
| 已然形 | したへ |
| 命令形 | したへ |
■意味1:他動詞
恋しく思う、慕う、心引かれる。
■意味2:他動詞
慕ってあとを追う。
[出典]:若紫・北山の垣間見 源氏物語
「おのがかく今日明日におぼゆる命をば、何とも思したらで、雀慕ひ給ふほどよ。」
[訳]:私がこのように今日明日かと思われる命ですのに、なんともお思いにならないで、雀を追いかけていらっしゃることです。
「おのがかく今日明日におぼゆる命をば、何とも思したらで、雀慕ひ給ふほどよ。」
[訳]:私がこのように今日明日かと思われる命ですのに、なんともお思いにならないで、雀を追いかけていらっしゃることです。
■意味3:他動詞
師事する、ついて学ぶ。
[出典]:西鶴織留
「有職の道者に慕ひ...」
[訳]:儀式の作法は専門家について学び...
「有職の道者に慕ひ...」
[訳]:儀式の作法は専門家について学び...
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