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古文単語「とらふ/捕らふ/捉ふ/執らふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
32,600 views |
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とらふ/捕らふ/捉ふ/執らふ
このテキストでは、ハ行下二段活用の動詞「とらふ/捕らふ/捉ふ/執らふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行下二段活用
| 未然形 | とらへ |
| 連用形 | とらへ |
| 終止形 | とらふ |
| 連体形 | とらふる |
| 已然形 | とらふれ |
| 命令形 | とらへよ |
■意味1:他動詞
つかむ、にぎる、つまむ。
[出典]:うつくしきもの 枕草子
「二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひくる道に、いと小さきちりのありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、大人などに見せたる。」
[訳]: 2、3歳ぐらいの子どもが、急いではってくる途中に、ほんの小さなほこりがあったのを目ざとく見つけて、とても愛らしい指でつまんで、大人などに見せた(様子)
「二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひくる道に、いと小さきちりのありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなる指にとらへて、大人などに見せたる。」
[訳]: 2、3歳ぐらいの子どもが、急いではってくる途中に、ほんの小さなほこりがあったのを目ざとく見つけて、とても愛らしい指でつまんで、大人などに見せた(様子)
■意味2:他動詞
捕まえる、取り押さえる、自由に動けなくする。
[出典]:世には心得ぬ事の多きなり 徒然草
「逃げんとするを、捕へてひきとどめて、すずろに飲ませつれば...」
[訳]:逃げようとするのを、捕まえて、引きとどめて、むやみやたらに飲ませてしまうと...
「逃げんとするを、捕へてひきとどめて、すずろに飲ませつれば...」
[訳]:逃げようとするのを、捕まえて、引きとどめて、むやみやたらに飲ませてしまうと...
■意味3:他動詞
取り上げる、問題にする、自分の意見を通す。
[出典]:紫式部日記
「ただ我が心の立てつる筋をとらへて...」
[訳]:ひたすらに自分の得意な方面を問題にして......
「ただ我が心の立てつる筋をとらへて...」
[訳]:ひたすらに自分の得意な方面を問題にして......
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