更新日時:
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古文単語「まじ」の意味・解説【助動詞】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、古文の助動詞「まじ」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
未然形 | まじく | まじから |
連用形 | まじく | まじかり |
終止形 | まじ | ◯ |
連体形 | まじき | まじかる |
已然形 | まじけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | ◯ |
※活用語の終止形、ラ変型活用語、形容詞(カリ活用)そして形容動詞の連体形に付く。
〜ないだろう、〜はずはない。
〜ないつもりだ、〜つもりはない。
[出典]:枕草子 清少納言
「ただ今は見るまじ、とて...」
[訳]:今すぐここで見るつもりはない、といって...
「ただ今は見るまじ、とて...」
[訳]:今すぐここで見るつもりはない、といって...
〜ないのがよい、〜べきでない、〜てはいけない。
[出典]:徒然草 兼好法師
「妻といふものこそ男の持つまじきものなれ。」
[訳]:妻というものこそ、男がもつべきでないものだ。
「妻といふものこそ男の持つまじきものなれ。」
[訳]:妻というものこそ、男がもつべきでないものだ。
〜できそうにない、〜できない。
「まじう」は連用形「まじく」のウ音便。「まじい」は連体形「まじく」イ音便。
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