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古文単語「まちわぶ/待ち侘ぶ」の意味・解説【バ行上二段活用】
著作名: 走るメロス
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まちわぶ/待ち侘ぶ

このテキストでは、バ行上二段活用の動詞「まちわぶ/待ち侘ぶ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

バ行上二段活用

未然形まちわび
連用形まちわび
終止形まちわぶ
連体形まちわぶる
已然形まちわぶれ
命令形まちわびよ


意味:他動詞

待ちくたびれる、待ちわびる

[出典]梓弓 伊勢物語
「男、宮仕えしにとて、別れ惜しみて行きにけるままに、三年来ざりければ、待ちわびたりけるに...」

[訳]:男は、宮仕えをしに(都へ行く)といって、(恋人との)別れを惜しんで(都に)行ったまま、三年帰って来なかったので、(恋人の女は)待ちくたびれてしまっていたときに...


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