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古文単語「あるいは/或いは」の意味・解説【連語・副詞・接続詞】 |
著作名:
走るメロス
21,955 views |
あるいは/或いは
このテキストでは、古文単語「あるいは/或いは」の意味、解説とその使用例を記している。
「あるいは」には、
①連語
②副詞
③接続詞
としての用法がある。
①連語
ラ行変格活用「あり」の連体形と間投助詞「い」、そして係助詞「は」からなる連語。
■意味
ある人は、あるものは、あるときは。
※この用法の場合、「あるいは〜、あるいは〜」と重なった形で用いられることが多い。
[出典]:ゆく川の流れ 方丈記
「あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。」
[訳]:あるものは昨年焼けてしまい今年作っている。あるものは大きな家だったのが落ちぶれて小さな家となっている。
「あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。」
[訳]:あるものは昨年焼けてしまい今年作っている。あるものは大きな家だったのが落ちぶれて小さな家となっている。
②副詞
■意味
もしかすると、ひょっとすると。
③接続詞
■意味
もしくは、または。
[出典]:岡本関白殿 徒然草
「枝の長さ七尺、あるいは六尺...」
[訳]:枝の長さは七尺、もしくは六尺で...
「枝の長さ七尺、あるいは六尺...」
[訳]:枝の長さは七尺、もしくは六尺で...
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