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古文単語「ゑふ/酔ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
31,273 views |
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「ゑふ/酔ふ」の意味・活用・使用例【ハ行四段活用】
このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「ゑふ/酔ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行四段活用
| 未然形 | ゑは |
| 連用形 | ゑひ |
| 終止形 | ゑふ |
| 連体形 | ゑふ |
| 已然形 | ゑへ |
| 命令形 | ゑへ |
■意味1:自動詞
(酒や乗り物などに)
酔う。
[出典]:下部に酒飲まする事は 徒然草
「うつし心なく酔ひたる者に候。」
[訳]:正体もなく酒に酔っている者でございます。
「うつし心なく酔ひたる者に候。」
[訳]:正体もなく酒に酔っている者でございます。
■意味2:自動詞
中毒になる。
[出典]:今昔物語
「和太利といふ茸こそ、人それを食ひつれば、酔ひて必ず死ぬる。」
[訳]:和太利というキノコは、人がそれを食べると、中毒になって必ず死んでしまう。
「和太利といふ茸こそ、人それを食ひつれば、酔ひて必ず死ぬる。」
[訳]:和太利というキノコは、人がそれを食べると、中毒になって必ず死んでしまう。
■意味3:自動詞
心を奪われる。
[出典]:かぐや姫の昇天 竹取物語
「猛く思ひつる造麻呂も、物に酔ひたる心地して、うつぶしに伏せり。 」
[訳]:勇ましく思っていた造麻呂も、物に心を奪われたような気分がして、うつぶせに伏せています。
「猛く思ひつる造麻呂も、物に酔ひたる心地して、うつぶしに伏せり。 」
[訳]:勇ましく思っていた造麻呂も、物に心を奪われたような気分がして、うつぶせに伏せています。
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