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代謝における同化と異化とは |
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著作名:
gg佐藤
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よく、代謝のいい体とか新陳代謝が悪い、とか言いますよね?
私たちがよく聞くこの「代謝」とはなんでしょうか?
生物は色々な物を取り入れて、生きていくのに必要な体の成分(筋肉とか骨とか血液とか)を合成しています。ステーキや魚やお米を食べると私たちの筋肉や骨となるわけですね。
でも食べてどんどん体にたまるだけではブクブク太るだけで役に立ちません・・・食べたお米や、体についた筋肉は、運動をすれば分解されてエネルギーに化けて、私たちが運動(スポーツは勿論、歩いたり呼吸したり心臓を動かしたりするのも広い意味での運動です)するための燃料になります。
このような合成と分解を合わせて代謝といいます。
では、新しく同化と異化という言葉を覚えましょう!
上の図がまさに「同化」です!
エネルギーを使って、いくつかの簡単なものから複雑なものを合成するってことですね。代表的な例をだしましょう。
光というエネルギーを使って、二酸化炭素と水という簡単な物質から、炭水化物(=糖分の事)という複雑な物質を作ります。
これを難しい言葉で「炭酸同化」と呼びます。
高校生ですから、高度な同化も紹介しましょう!
炭水化物と無機窒素化合物(=アンモニア:NH3などの事。要は元素記号のNが入ってるものです)から、有機窒素化合物(=アミノ酸やたんぱく質の事。要は元素記号のNとC両方入ってるものです)を作る同化です。
これを難しい言葉で「窒素同化」と呼びます。・・・まあ大雑把にいえば、お米を食べれば筋肉になるんだ!くらいで結構です(笑)
要は同化のまったく反対ですね(笑)。
異化とは複雑なものをいくつかの簡単なものに分解して、エネルギーを生み出すことです。
異化の代表例は、呼吸です。人間は走ると、体内の筋肉を分解して口から二酸化炭素や水蒸気を吐き出す代わりに、走るためのエネルギーを得ているのです。このことを呼吸とよびます!呼吸というとつい「息をすることでしょ?」と思ってしまいますが、実はエネルギーを作り出す過程のことだったんですねー。。。
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