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古文単語「さしかたむ/差し固む/鎖し固む」の意味・解説【マ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
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さしかたむ/差し固む/鎖し固む
このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「さしかたむ/差し固む/鎖し固む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
マ行下二段活用
未然形 | さしかため |
連用形 | さしかため |
終止形 | さしかたむ |
連体形 | さしかたむる |
已然形 | さしかたむれ |
命令形 | さしかためよ |
■意味1:他動詞
(門や戸を)
しっかりと閉ざす。
[出典]:少女 源氏物語
「例はことに鎖し固めなどもせぬを...」
[訳]:いつもは特にしっかりと(中障子を)閉ざしていないのに...
「例はことに鎖し固めなどもせぬを...」
[訳]:いつもは特にしっかりと(中障子を)閉ざしていないのに...
■意味2:他動詞
厳重に警備する、しっかりと身支度をする。
[出典]:平泉 奥の細道
「泰衡らが旧跡は、衣が関を隔てて南部口をさし固め、夷を防ぐと見えたり。」
[訳]:泰衡たちの旧跡は、衣が関を間において南部地方からの入り口を厳重に警備し、夷(の侵入)を防いだと思われる。
「泰衡らが旧跡は、衣が関を隔てて南部口をさし固め、夷を防ぐと見えたり。」
[訳]:泰衡たちの旧跡は、衣が関を間において南部地方からの入り口を厳重に警備し、夷(の侵入)を防いだと思われる。
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