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古文単語「うちみやる/打ち見遣る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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うちみやる/打ち見遣る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「うちみやる/打ち見遣る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形うちみやら
連用形うちみやり
終止形うちみやる
連体形うちみやる
已然形うちみやれ
命令形うちみやれ


意味:他動詞

自然に目を向ける、遠くに目を向ける

[出典]門出・東路の道の果て 更級日記
「日の入り際の、いとすごく霧り渡りたるに、車に乗るとてうち見やりたれば...」

[訳]:日がちょうど沈むときで、とても物寂しく霧が一面にたちこめているときに、牛車に乗るということで(家の方に)目を向けたところ...


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