manapedia
更新日時:
古文単語「うちながむ/打ち眺む」の意味・解説【マ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
19,916 views
うちながむ/打ち眺む

このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「うちながむ/打ち眺む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

マ行下二段活用

未然形うちながめ
連用形うちながめ
終止形うちながむ
連体形うちながむる
已然形うちながむれ
命令形うちながめよ


意味:他動詞

物思いにふけってぼんやりとする、思い沈む

[出典]筒井筒 伊勢物語
「前栽の中に隠れゐて、河内へ往ぬる顔にて見れば、この女、いとよう化粧じて、うちながめて...」

[訳]:庭の植え込みの中に隠れて座って、河内へと行ってしまったふりをして見ていると、この女は、たいへん美しく化粧をして、物思いにふけりながら...


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。