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古文単語「そふ/添ふ/副ふ」の意味・解説【ハ行四段活用/ハ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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「そふ/添ふ/副ふ」の意味・活用・使用例【ハ行四段活用/ハ行下二段活用】
このテキストでは、古文単語「そふ/添ふ/副ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「そふ」には、
①ハ行四段活用
②ハ行下二段活用
の用法がある。
①ハ行四段活用
| 未然形 | そは |
| 連用形 | そひ |
| 終止形 | そふ |
| 連体形 | そふ |
| 已然形 | そへ |
| 命令形 | そへ |
■意味1:自動詞
加わる、多くなる。
[出典]:桐壷 源氏物語
「あさましううつくしげさそひ給へり。」
[訳]:驚きあきれるほどのかわいらしさが加わりなさった。
「あさましううつくしげさそひ給へり。」
[訳]:驚きあきれるほどのかわいらしさが加わりなさった。
■意味2:自動詞
付き添う、寄り添う。
[出典]:大鏡
「これは、まことの親にも添ひはべらず...」
[訳]:この私は、実の親にも付き添いませんで...
「これは、まことの親にも添ひはべらず...」
[訳]:この私は、実の親にも付き添いませんで...
■意味3:自動詞
夫婦として連れ添う、結婚する。
[出典]:大和物語
「もとのごとく、あからめもせで添ひ居にける。」
[訳]:もとの通りに、心移りもしないで夫婦として連れ添って暮らしていた。
「もとのごとく、あからめもせで添ひ居にける。」
[訳]:もとの通りに、心移りもしないで夫婦として連れ添って暮らしていた。
■意味4:自動詞
従う、沿う。
[出典]:宇治拾遺物語
「志摩国ざまへ、山に添ひて出で給ひぬ。」
[訳]:志摩国の方向へ、山に沿ってお出になられた。
「志摩国ざまへ、山に添ひて出で給ひぬ。」
[訳]:志摩国の方向へ、山に沿ってお出になられた。
②ハ行下二段活用
| 未然形 | そへ |
| 連用形 | そへ |
| 終止形 | そふ |
| 連体形 | そふる |
| 已然形 | そふれ |
| 命令形 | そへよ |
■意味1:自動詞
年月が経つのに従う。
[出典]:橋姫 源氏物語
「年月に添へて、宮の内、ものさびしくのみなりまさる。」
[訳]:年月が経つのに従って、宮の中は、なんとなく寂しくなるばかりである。
「年月に添へて、宮の内、ものさびしくのみなりまさる。」
[訳]:年月が経つのに従って、宮の中は、なんとなく寂しくなるばかりである。
■意味2:他動詞
付け加える。
■意味3:他動詞
付ける、付き従わせる。
[出典]:花山院の出家 大鏡
「さるべくおとなしき人々、なにがしかがしといふいみじき源氏の武者たちをこそ、御送りに添へられたりけれ。」
[訳]:(帝と一緒に出家させないようにする)そのような思慮分別のある者たちや、なにがし、かがしという優れた源氏の武者たちを、護衛につけられたのです。
「さるべくおとなしき人々、なにがしかがしといふいみじき源氏の武者たちをこそ、御送りに添へられたりけれ。」
[訳]:(帝と一緒に出家させないようにする)そのような思慮分別のある者たちや、なにがし、かがしという優れた源氏の武者たちを、護衛につけられたのです。
■意味4:他動詞
なぞらえる、例える。
[出典]:万葉集
「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代にそへてだに見む」
[訳]:空一面に曇って雪が降らないかなあ。梅の花が咲かないその代わりに、せめて降る雪を梅の花になぞらえて見たいものだ。
「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代にそへてだに見む」
[訳]:空一面に曇って雪が降らないかなあ。梅の花が咲かないその代わりに、せめて降る雪を梅の花になぞらえて見たいものだ。
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