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古文単語「みおこす/見遣す」の意味・解説【サ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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みおこす/見遣す

このテキストでは、サ行下二段活用の動詞「みおこす/見遣す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

サ行下二段活用

未然形みおこせ
連用形みおこせ
終止形みおこす
連体形みおこする
已然形みおこすれ
命令形みおこせよ


意味:他動詞

こちらの方を見る、離れた所からこちらを見る

[出典]かぐや姫の昇天 竹取物語
「月の出でたらむ夜は、見おこせ給へ。」

[訳]:月が出ているような夜は、(私のいる月を)御ください。


「見遣る」と「見遣す」の違い

見遣る」はこちら側から他の方を見ることを表すのに対し、「見遣す」は向こう側からこちらの方を見ることを表すときに用いる。

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