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古文単語「おもほえず/思ほえず」の意味・解説【連語】
著作名: 走るメロス
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おもほえず/思ほえず

このテキストでは、古文単語「おもほえず/思ほえず」の意味、解説とその使用例を記しています。

連語

ヤ行下二段活用「思ほゆ」の未然形「おもほえ」と打消の助動詞「ず」の連用形「ず」がくっついた形。

意味

思いがけなく、意外にも

[出典]初冠 伊勢物語
思ほえず、ふる里にいとはしたなくてありければ、心地まどひにけり。 」

[訳]思いがけず(このような寂れた)旧都に、たいそう不釣り合いな様子で(美しい姉妹が)いたので、(男は)すっかり心を乱してしまいました。


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