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古文単語「いかる/怒る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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未然形 | いから |
連用形 | いかり |
終止形 | いかる |
連体形 | いかる |
已然形 | いかれ |
命令形 | いかれ |
怒る、腹を立てる。
[出典]:成方の笛 十訓抄
「...と言ひて、玉を請ひ取りてのち、にはかに怒れる色をなして、柱をにらみて、玉をうち割らむとす。」
[訳]:...と言って、玉を頼み求め(うまくだまして)受け取ったあと、急に怒った表情をして、柱をにらんで、玉を叩き割ろうとしました。
「...と言ひて、玉を請ひ取りてのち、にはかに怒れる色をなして、柱をにらみて、玉をうち割らむとす。」
[訳]:...と言って、玉を頼み求め(うまくだまして)受け取ったあと、急に怒った表情をして、柱をにらんで、玉を叩き割ろうとしました。
荒々しく活動する/振る舞う、暴れる。
[出典]:箒木 源氏物語
「蓬莱の山、荒海のいかれる魚の姿...」
[訳]:蓬莱の山、荒海の荒々しく活動している魚の姿...
「蓬莱の山、荒海のいかれる魚の姿...」
[訳]:蓬莱の山、荒海の荒々しく活動している魚の姿...
角ばる、ごつごつしている。
[出典]:常夏 源氏物語
「いかれる手の、その筋とも見えず漂ひたる書きざまも...」
[訳]:ごつごつした筆跡で、だれの書風ともつかないふらふらした書きぶりも...
「いかれる手の、その筋とも見えず漂ひたる書きざまも...」
[訳]:ごつごつした筆跡で、だれの書風ともつかないふらふらした書きぶりも...
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