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古文単語「いかる/怒る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
18,948 views |
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いかる/怒る
ラ行四段活用
| 未然形 | いから |
| 連用形 | いかり |
| 終止形 | いかる |
| 連体形 | いかる |
| 已然形 | いかれ |
| 命令形 | いかれ |
■意味1:自動詞
怒る、腹を立てる。
[出典]:成方の笛 十訓抄
「...と言ひて、玉を請ひ取りてのち、にはかに怒れる色をなして、柱をにらみて、玉をうち割らむとす。」
[訳]:...と言って、玉を頼み求め(うまくだまして)受け取ったあと、急に怒った表情をして、柱をにらんで、玉を叩き割ろうとしました。
「...と言ひて、玉を請ひ取りてのち、にはかに怒れる色をなして、柱をにらみて、玉をうち割らむとす。」
[訳]:...と言って、玉を頼み求め(うまくだまして)受け取ったあと、急に怒った表情をして、柱をにらんで、玉を叩き割ろうとしました。
■意味2:自動詞
荒々しく活動する/振る舞う、暴れる。
[出典]:箒木 源氏物語
「蓬莱の山、荒海のいかれる魚の姿...」
[訳]:蓬莱の山、荒海の荒々しく活動している魚の姿...
「蓬莱の山、荒海のいかれる魚の姿...」
[訳]:蓬莱の山、荒海の荒々しく活動している魚の姿...
■意味3:自動詞
角ばる、ごつごつしている。
[出典]:常夏 源氏物語
「いかれる手の、その筋とも見えず漂ひたる書きざまも...」
[訳]:ごつごつした筆跡で、だれの書風ともつかないふらふらした書きぶりも...
「いかれる手の、その筋とも見えず漂ひたる書きざまも...」
[訳]:ごつごつした筆跡で、だれの書風ともつかないふらふらした書きぶりも...
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