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古文単語「いみじ」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、シク活用の形容詞「いみじ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | いみじく | いみじから |
連用形 | いみじく | いみじかり |
終止形 | いみじ | ◯ |
連体形 | いみじき | いみじかる |
已然形 | いみじけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | いみじかれ |
はなはだしい、並々でない、たいそう。
優れている、素晴らしい、立派である。
ひどい、恐ろしい、悲しい、情けない、大変である。
[出典]:枕草子 清少納言
「あないみじ。犬を蔵人二人して打ち給ふ。」
[訳]:まあひどい。犬を蔵人二人がお打ちになる。
「あないみじ。犬を蔵人二人して打ち給ふ。」
[訳]:まあひどい。犬を蔵人二人がお打ちになる。
とても嬉しい。
[出典]:竹取物語
「さる所へまからむずるも、いみじくも侍らず。」
[訳]:そのような所へ参りますようなことも、嬉しくございません。
「さる所へまからむずるも、いみじくも侍らず。」
[訳]:そのような所へ参りますようなことも、嬉しくございません。
名詞の「忌み」が形容詞化したもの。
「いみじう」は、「いみじ」の連用形「いみじく」のウ音便。
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