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古文単語「おとづる/訪る」の意味・解説【ラ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
5,949 views |
「おとづる/訪る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段段活用】
このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「おとづる/訪る」の意味、解説とその使用例を記している。
ラ行下二段活用
未然形 | おとづれ |
連用形 | おとづれ |
終止形 | おとづる |
連体形 | おとづる |
已然形 | おとづれ |
命令形 | おとづよ |
■意味1:自動詞
声や音を立てる。
[出典]:百人一首
「夕されば 門田の稲葉 おとづれて あしのまろ屋に 秋風ぞ吹く」
[訳]:夕方になると、(家の門の前にある)田んぼの稲の葉に(そよそよと)音を立てて、葦ふきの粗末な家に秋風が吹くことです
「夕されば 門田の稲葉 おとづれて あしのまろ屋に 秋風ぞ吹く」
[訳]:夕方になると、(家の門の前にある)田んぼの稲の葉に(そよそよと)音を立てて、葦ふきの粗末な家に秋風が吹くことです
■意味2:自動詞
訪問する、訪れる。
[出典]:伊勢物語
「年ごろおとづれざりける人の、桜の盛りに見に来たりければ...」
[訳]:長年訪れてこなかった人が、桜の盛りに(花を)見にやってきたので...
「年ごろおとづれざりける人の、桜の盛りに見に来たりければ...」
[訳]:長年訪れてこなかった人が、桜の盛りに(花を)見にやってきたので...
■意味3:自動詞
手紙を出す、手紙などで様子を尋ねる。
[出典]:須磨 源氏物語
「いみじう心憂ければ、これよりも絶えて訪れきこえたまはず。」
[訳]:たいそう情けないので、こちらからも少しもお手紙をお出し申し上げなさらない。
「いみじう心憂ければ、これよりも絶えて訪れきこえたまはず。」
[訳]:たいそう情けないので、こちらからも少しもお手紙をお出し申し上げなさらない。
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