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『赤壁の賦』(壬戌之秋〜)現代語訳・書き下し文と解説 |
著作名:
走るメロス
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蘇軾『赤壁の賦』
ここでは、中国の詩人、政治家であった蘇軾(そしょく)の著した『赤壁の賦』(壬戌之秋〜)の書き下し文、現代語訳とその解説を行っています。前編と後編にわかれているため、それぞれを「前赤壁賦」、「後赤壁賦」と題することもあります。
原文(白文)
壬戌之秋、七月既望、蘇子与客泛舟、遊於赤壁之下。
清風徐来、水波不興。
挙酒属客、誦明月之詩、歌窈窕之章。
少焉、月出於東山之上、徘徊於斗牛之間。
白露横江、水光接天。
縦一葦之所如、凌万頃之茫然。
浩浩乎如馮虚御風、而不知其所止、飄飄乎如遺世独立、羽化而登仙。
つづき
書き下し文
壬戌(じんじゅつ)の秋、七月既望(きぼう)、蘇子(そし)客と舟を泛(うか)べて、赤壁の下に遊ぶ。
清風徐(おもむろ)に来たりて、水波興(おこ)らず。
酒を挙げて客に属(すす)め、明月の詩を誦(しょう)し、窈窕(ようちょう)の章を歌ふ。
少焉(しばらく)にして、月東山の上に出で、斗牛の間に徘徊す。
白露江に横たはり、水光天に接す。
一葦(いちい)の如(ゆ)く所を縦(ほしいまま)にして、万頃(ばんけい)の茫然たるを凌ぐ。
浩浩乎(こうこうこ)として虚に馮(よ)り風に御して、其の止まる所を知らずがごとく、飄飄乎(ひょうひょうこ)として世を遺(わす)れて独立し、羽化して登仙するがごとし。
つづき
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