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人類はどうやって出てきたのか!~先史時代と人類の誕生~ |
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著作名:
ピアソラ
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先史時代って、高校の世界史の授業ではあまり扱われませんね。
というのも、「先史」という名前の通り、歴史的な証拠が限りなく少ない時代だからです。
地球の歴史を見てみると、地質年代という地層の重なりと違いから、大きく4つ年代を分けることができます。
古い順に、始生代、原生代、古生代、中生代、新生代という時代区分になります。
46億年という長い年月の約88%は、始生代、原生代が占めています。およそ6億年前に生物が誕生するので、人類の歴史はそのさらに後です。
こうして見ると、人類の誕生は最近ですね。約500万年前~450万年前に誕生したとされています。
人類の大きな特徴は2足歩行と、道具や火を使い、後に言語を用いたコミュニケーションをとったことです。
(人類が使用した道具:石器)
人類は、猿人から次第に進化していきます。
猿人は最古の人類だと考えられています。最古のラミダス猿人や、有名なアウストラロピテクス、猿人と原人の中間のホモ=ハビリスなどがいました。
原人は猿人が進化した化石人類で、ジャワ原人、北京原人、ハイデルベルク人などがいました。原人の特徴は、石器の使用と、言語を話すようになったことです。
旧人は、原人と新人の間と考えられ、代表例にネアンデルタール人がいます。彼らは洞穴に住んで、仲間の死後埋葬の風習があったとされています。
新人は、現代人と同種の人類で、脳容積も大きく、様々な道具を使って狩猟や漁労を行なっていました。代表例がクロマニョン人、周口店上洞人、グリマルディ人、浜北人などです。クロマニョン人はスペインのアルタミラ洞窟や、フランスのラスコー洞窟に壁画を残しています。
(ラスコーの洞窟画)
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