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「なかなかなるもの思ひをぞし給ふ」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き |
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著作名:
走るメロス
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「なかなかなるもの思ひをぞし給ふ」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
かしこき御蔭をば頼み聞こえながら、おとしめ疵を求め給ふ人は多く、わが身はか弱くものはかなきありさまにて、なかなかなるもの思ひをぞし給ふ。
現代語訳・口語訳・意味
(更衣は)畏れ多い帝の御庇護を頼りにし申し上げていましたが、(更衣のことを)さげすみ欠点をお探しになられる方は多く、(更衣)自身の体はか弱くなんとなく頼りない様子であるので、(帝の寵愛を受けたことで)なまじっかよくないお思いをしていらっしゃいます。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| なかなかなる | ナリ活用の形容動詞「なかなかなり」の連体形 | ー |
| もの思ひ | 名詞 | ー |
| を | 格助詞 | ー |
| ぞ | 係助詞 | ー |
| し | サ行変格活用「す」の連用形 | ー |
| 給ふ。 | 尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「たまふ」の連体形 | 作者→桐壺更衣 |
主な出典
【源氏物語「桐壷・光源氏の誕生」】
かしこき御蔭をば頼み聞こえながら、おとしめ疵を求め給ふ人は多く、わが身はか弱くものはかなきありさまにて、なかなかなるもの思ひをぞし給ふ。
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