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枕草子 原文全集「無徳なるもの/修法は」 |
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著作名:
古典愛好家
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無徳なるもの。潮干の潟にをる大船。
おほきなる木の、風に吹きたおされて、根をささげよこたはれふせる。
えせものの、従者(ずさ)かうがへたる。
人の妻どの、すずろなるもの怨じなどしてかくれたらむを、かならずたづねさわがむものぞと思ひたるに、さしもあらず、ねたげにもてなしたるに、さてはえ旅だちゐたらねば、心と出できたる。
修法(ずほう)は。
奈良方。
仏の御しんどもなど、よみたてまつりたる、なまめかしうたふとし。
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