異種間での競争
野生の世界では常に、住む場所や食糧をめぐる生存競争が行われています。異なる種での生存競争のことを
種間競争と言います。
同じ土地に生息していて同じエサを食べる異なる種類があったとすると、エサの量は無限ではないので、一方が多くエサを採ればもう一方のエサは必然的に少なくなってきますよね。このような場合、2つの種は種間競争の関係にあると言います。種の数が減った方が敗者となるのは明らかです。
下記の写真は、「めだか」とそれによく似ている「カダヤシ」のものです。この2種は、お互いを攻撃しあうということはありませんが、住む環境、食べる物は同じです。しかし種間競争が行われることによって、どちらか一方の個数が減ることになります。このように、
種間競争は間接的に行われる場合が多いです。
めだか
カダヤシ