大気の区分
大気は、我々が生活している地上から数えて、4つの層にわけて考えることができます。
対流圏、
成層圏、
中間圏、
熱圏です。
対流圏
私たちが普段経験している気候は、
高さ11kmまで広がっている
対流圏の中で起こっています。雲の発生が見られるのもこの対流圏の中です。
気温は、高度が上がるにつれて下がります。
成層圏
対流圏上空のことを
圏界面と言いますが、その上には
成層圏と呼ばれる層が広がっています。
成層圏には、紫外線をカットしてくれている
オゾン層が存在しており、気温は、高度があがるにつれて上昇します。
中間圏
成層圏の上に広がるのが
中間圏です。
中間圏では、高度が上がるにつれて気温はさがります。
熱圏
そして最後が
熱圏です。
オーロラが発生しているのがこの層です。
熱圏では高度が上がるに連れて気温も上昇します。中間圏までは「マイナス」の世界でしたが、熱圏ではどんどん温度が上昇していきます。太陽の熱エネルギーを遮るものがなくなるからです。