はじめに
これまで、計算の問題はほとんどなかった生物ですが、ここでついに1つ公式が登場します。それが
エネルギー利用効率を求める計算式です。
エネルギー利用効率
エネルギー利用効率とは、ある生物群集Aが食物連鎖の1つ前の段階の生物群集Bの持っていたエネルギーをどれだけ利用できているかという指標です。
わかりやすく言うと、
AがBを食べたときに、Bのエネルギーをどれくらい自分のエネルギーとして利用できているかということです。
エネルギー利用効率=Aのエネルギーの総生産量(cal)÷Bのエネルギーの総生産量(cal)×100
エネルギー利用効率は、栄養段階が高くなるほど大きくなると言われています。