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24_80 生物基礎:生物の体内環境の維持 / 生物基礎:免疫

生物基礎 体液性免疫と細胞性免疫~体液性免疫のしくみ~

著者名: gg佐藤
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はじめに

免疫には、抗体が絡んでくる体液性免疫(液性免疫)と、抗体の関与しない細胞性免疫の2種類があります。ここではそのうちの体液性免疫について説明していきます。



体液性免疫のしくみ

体液性免疫のしくみは以下のとおりです。
まず、体内に抗原(ウイルスなど)が入ってくると、マクロファージと呼ばれる細胞がこの抗原を捕まえます。捕まえた後どうするかというと、抗原の情報を解析して、ヘルパーT細胞というところに、「〇〇な抗原が入ってきたから、この情報をもとに抗体を作ってください」と指令を出すんです。よくできていますね。

情報をもらったヘルパーT細胞は抗体の対処法を検討し設計図を描いて、今度はB細胞というところに抗体を作るよう指示します。

マクロファージが集めた情報をもとに、ヘルパーT細胞が対処法と抗体の設計図を描き、B細胞が実際に抗体を作るといったとこでしょうか。

ヘルパーT細胞から指示を受けたB細胞は、抗体生産細胞(形質細胞、プラズマ細胞)に変化をします。このときに、一度作った抗体の情報を覚えておくように仕組みができています。

抗体を作った形質細胞は、これを体液中に流し全身に広めていきます。
これが体液性免疫のしくみです。

細胞性免疫のしくみ

細胞性免疫のしくみについては次のテキストを参照してください。



体液性免疫と細胞性免疫~細胞性免疫のしくみ~
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・生物基礎 体液性免疫と細胞性免疫~体液性免疫のしくみ~

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『チャート式 新生物Ⅰ』数研出版
『理解しやすい生物ⅠB・Ⅱ』文英堂

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