「おぼえうかぶ/覚え浮かぶ」の意味・活用・使用例【バ行四段活用】
このテキストでは、バ行四段活用の動詞「
おぼえうかぶ/覚え浮かぶ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
バ行四段活用
未然形 | おぼえうかば |
連用形 | おぼえうかび |
終止形 | おぼえうかぶ |
連体形 | おぼえうかぶ |
已然形 | おぼえうかべ |
命令形 | おぼえうかべ |
■意味:自動詞
思い出される。
[出典]:
物語 更級日記
「昼は日ぐらし、夜は目の覚めたる限り、灯を近くともして、これを見るよりほかのことなければ、おのづからなどは、そらに
おぼえ浮かぶを...」
[訳]:昼は一日中、夜は目が覚めている間、明かりを近くにつけて、これを読むこと意外のことは何もしなかったので、自然と、(源氏物語の文章などが)何も見ずに
思い出されるのを...