新規登録 ログイン

18_80 アジア・アメリカの古代文明 / 中国の古典文明(殷・周の成立から秦・漢帝国)

焚書・坑儒とは わかりやすい世界史用語431

著者名: ピアソラ
Text_level_2
マイリストに追加
焚書・坑儒とは

焚書・坑儒とは、李斯の進言により始皇帝が紀元前213年に始めた中国の歴史的事件で、秦の始皇帝によって命じられたとされる書物(医薬・占い・農業以外)の焼却と、紀元前212年に行われたとされる儒学者の生き埋めによる処刑を指します。この出来事は、中国の百家争鳴の哲学的論文を破壊し、法家の公式な統治哲学を強化する目的で行われたとされています。

焚書・坑儒が行われた理由として、法家による政治権力の掌握が起こっていたことから、当時の学者の中には、この状況に反対するものも多く、これら反対勢力を一掃するねらいがあったとされています。

学者の処罰に関しては、司馬遷の『史記』によると、中国を統一した後の始皇帝の宰相である李斯は、思想と政治的意見を統一するために知的議論を抑制することを提案しました。
Tunagari_title
・焚書・坑儒とは わかりやすい世界史用語431

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
『世界史B 用語集』 山川出版社

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 3,380 pt 
 役に立った数 0 pt 
 う〜ん数 0 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。