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17_80 原始・古代の社会・文化と東アジア / 飛鳥時代・奈良時代

伊勢神宮とは 太古から続く別格の神社

著者名: Cogito
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伊勢神宮とは

伊勢神宮とは、三重県伊勢市にある神社で、正式には「神宮」と呼ばれます。天照大御神を祀る内宮と豊受大御神を祀る外宮の二つの正宮を中心とした社です。古代の建築様式である神明造を受け継ぎ、20年に一度、お宮を建て替える式年遷宮が行われます。皇室との関係がとても深い神宮です

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伊勢神宮の歴史

伊勢神宮の歴史は、神話の時代から始まります。天照大御神は、天孫・邇邇芸命に三種の神器の一つである八咫鏡を授け、自らの神霊を込めました。

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伊勢神宮には天皇も訪れ、勅使やその随行者などが参拝し、都に戻って神宮のことを広めました。中世以降は、御師という人々が全国に伊勢信仰を広め、多くの参拝者が訪れるようになりました。江戸時代にはお蔭参りという大規模な参拝ブームが起こり、数百万人が伊勢に詣でました。

式年遷宮

伊勢神宮の建築と遷宮は、古代の技法と伝統を今に伝える貴重な文化です。伊勢神宮の社殿は、唯一神明造という様式で建てられています。20年に一度、社殿や神宝・装束のすべてを新しく造り替えて、大御神に新宮へお遷りいただく式年遷宮という神事が行われています。これは、天武天皇のご発意により始まり、持統天皇4年(690年)に第1回が行われました。平成25年(2013年)には62回目の式年遷宮が行われました。社殿には釘や金物を使わず、木材を組み合わせて作られています。社殿の木材は、神宮の森から採取された檜が主に使われています。

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『詳説日本史』 山川出版社
『日本史用語集』 山川出版社

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