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古文単語「さるべき/然るべき」の意味・解説【連語】

著者名: 走るメロス
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さるべき/然るべき

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連語

ラ行変格活用「さり」の連体形「さる」と当然の助動詞「べし」の連体形「べき」が一語になったもの。

意味1

最も適当な、しかるべき、そうするのが最もふさわしい

[出典] 源氏物語
「まださるべきほどにもあらず。」

[訳]:(葵の上は)まだしかるべき(お産の)頃ではない。


意味2

(前世の因縁で決まっていることを指して)
そうなる宿縁の、そうなる運命の、そうなるのが当然の

[出典]:明石 源氏物語
「なほさるべきにて、外の朝廷にもかかるたぐひ多うはべりけり。」

[訳]:やはり前世からの宿縁で、異国の国にもこのような(無実で処罰される)例は数多くございました。


意味3

相当な、立派な、由緒正しい

※この用法の場合、おもに「さるべき人/さるべき所」などの形で用いられる。
[出典]道長の豪胆 大鏡
さるべき人は、とうより御心魂のたけく、御まもりもこはきなめりとおぼえ侍るは。」

[訳]:(藤原道長のように)立派な人は、早くからご胆力が強く、神仏のご加護も強いように思われます。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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