新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「おひいづ/生ひ出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
おひいづ/生ひ出づ

このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「おひいづ/生ひ出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ダ行下二段活用

未然形おひいで
連用形おひいで
終止形おひいづ
連体形おひいづる
已然形おひいづれ
命令形おひいでよ


意味1:自動詞

生まれ出る、生え出る

[出典]:澪標 源氏物語
「腹々に御子どもいとあまた次々に生ひ出でつつ賑ははしげなるを...」

[訳]:あちらこちらの夫人方にお子様がたいそうたくさん次々に生まれ出てにぎやかな様子であることを...


意味2:自動詞

成長する、育つ

[出典]門出・東路の道の果て 菅原孝標女
「東路の道の果てよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、いかに思ひ始めけることにか...」

[訳]:京都から東国へ向かう道の最果てよりも、さらに奥の方で育った人(である私)は、(今思うと)どれほどまあ(田舎っぽくて)見苦しかっただろうに、どうして(そのようなことを)思い始めたのか...

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 19,385 pt 
 役に立った数 9 pt 
 う〜ん数 2 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。