前回のおさらい
前回は
形容詞的用法について書きましたね。今回はその3、副詞的用法について説明しましょう。まず前回のおさらいです。
to+動詞の原形(
to 不定詞と言ったりもします)で、「~すること」や「~するため」のように、動詞とは違った働きをもつイディオムになります。例えば次のような文章。
I want to play soccer. サッカーをしたい。
直訳すると、私はサッカーを
することを望んでいます。
May I have something to drink? 何か飲み物をいただけませんか?
直訳すると、何か飲む
ためのものを頂いてもいいですか?
これらのように、to+動詞は「~することや」、「~するため」と訳され、
見た目は動詞なのですが、動詞以外の働きをします。
副詞的用法
副詞的用法として使われるto 不定詞は、「
~するため」、「
~して」などと訳します。
We worked hard to buy a house.
私たちは家を買う
ために必死に働きました。
to buy は worked にかかり、「買うために働いた」と、副詞の働きをしていますね。
I'm glad to see you.
あなたに会うことができて嬉しいです。
to see は glad にかかり、「会うことができて嬉しい」とここでも副詞的な働きをしています。
まとめ
以上みてきたように、to+動詞で一見、動詞と間違えそうになるのですが、動詞以外の働きをするもの、これが
to 不定詞です。