化合する物質の質量の割合
銅の酸化を考えてみましょう。
銅+酸素→酸化銅
でした。このとき銅と酸素、そして酸化銅の質量の割合は決まっています。銅:酸素:酸化銅=4:1:5と定められています。このようにすべての物質は、化合するときにそれぞれ決まった質量の割合で化合します。
分解する物質の質量の割合
酸化銀の分解を考えてみましょう。
酸化銀→銀+酸素
このとき、分解したあとの銀と酸素の割合は、つねに27:2と決まっています。分解においてお、物質の質量の割合は決まっているのです。そしてこの割合は物質の種類によって決まります。
化合物の化学変化において、反応する物質の割合はつねに一定であり、その割合は物質の種類によって決まっている。