電気分解
物質に電流を流すことで分解を行うことを、
電気分解と言います。ここでは、水の電気分解についてみてみましょう。
水の電気分解
水に水酸化ナトリウムを加えて電流を流すと、
水素と酸素に分解することができます。
※水酸化ナトリウムを加えるのは電流を流れやすくするためで、水酸化ナトリウムの変わりにうすい硫酸を混ぜることもあります。
図のような装置を使って水の電気分解を行います。H型の容器に陽極と陰極の電極をつけて、電池から電流を流します。すると、水素は陰極側に、酸素は陽極側に必ずたまります。そして発生する水素と酸素の体積比は、必ず2:1となります。
水素は陰極、酸素は陽極
発生する水素と酸素の体積比は、必ず2:1