ボイルの法則
ここでは、「
気体の体積」と「
圧力」の関係についてみてみます。
図のように注射器の中に空気を入れて、温度を一定に保ったまま、空気が逃げないように密閉します。そして押してみましょう。するとどうでしょうか、最初は軽く押せますが、
だんだんと押すのに力がいるようになってきます。
図の水色の部分が気体の体積になりますが、体積が小さくなればなるほど、押すのに必要な力が大きくなります。つまり
体積と力は反比例の関係にあるわけですね。
温度が一定のとき、気体の体積と圧力は反比例の関係にある
これを
ボイルの法則と言います。シャルルの法則と合わせて、
ボイル・シャルルの法則と呼ばれることもあります。