このテキストでは、関係代名詞"what"を用いた慣用表現(イディオム)についてみていきましょう。
いわゆる~
He is what you call a nice guy.
※彼はいわゆるイケメンです。
"
what you call~"で"
いわゆる~"と訳します。"what you call"の他に、"what we call"や"what is called"とすることもあります。
さらに~なことに
What is worse, he had his wallet stolen.
※さらに悪いことに、彼は財布を盗まれました。
"
what is+比較級"で"
さらに~なことに"と訳します。"what is better"だと"さらに良いことに"となります。ちなみに"what is more"というのもありますがこれは"さらに"と訳します。
He is smart, what is more, he is a nice guy.
※彼は頭がよく、さらにイケメンです。
AがBなのはCがDなのと同じ
Air is to us what water is to fish.
※空気と私たちの関係は、水と魚との関係と同じです。
"
A is to B what C is to D"で"
AがBなのはCがDなのと同じ"と訳します。
一般によく知られている関係をCとDにいれて、AとBの関係性に説得力をもたせるときに使われる表現です。
AやらBやらで
What with university and part time job, I have no time to play.
※大学やらバイトやらで遊ぶ時間がありません。
"
what with A and B"で"
AやらBやらで"と訳します。
現在の~ /過去の~
My parents made me what I am.
※両親が今の私を育ててくれました。
She is not what she was any more.
※彼女はもはや過去の彼女ではない。
"
what is(are) 主語"で"
今の○○"、"
what was(were) 主語"で"
過去の○○"と訳します。この表現は実生活でもテストでもよく見かけます。要チェックですね!