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17_80 原始・古代の社会・文化と東アジア / 飛鳥時代・奈良時代

これだけおさえておけば完璧!飛鳥時代の文化財

著者名: 早稲男
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はじめに

ここでは、飛鳥時代の文化財についてまとめていきましょう。
高松塚古墳

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飛鳥時代末期の古墳です。とてもカラフルな壁画が発見されたことによって、注目を集めるようになりました。北壁には玄武、西壁には白虎、東壁には青龍が描かれています。南壁にはなにも描かれていませんでしたが、おそらく朱雀が描かれていて、失われてしまったのだろうといわれています。
北魏様式の仏像

仏教が伝来して以来、数多くの仏像が彫られ現代に残されています。この時代の仏像は北魏様式という形式で彫られ、またアルカイックスマイルという(写真的にみると不気味ですが、当時にしたらものすごい)スマイルを取り入れているのも特徴です。
法隆寺釈迦三尊像

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飛鳥寺釈迦如来像

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鞍造止利の作品で、日本で最古の国宝です。
法隆寺夢殿救世観音像

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半跏思惟像

この時期には半跏思惟像(はんかしゆいぞう)と呼ばれる仏像が多く作られました。右手の薬指を頬にあてて物思いにふける姿が特徴的な仏像です。
広隆寺半跏思惟像

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中宮寺半跏思惟像

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その他の文化財

法隆寺玉虫厨子

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法隆寺にある、小型の仏像を安置する厨子です。現在ははがれてしまっていますが、当時は玉虫の羽で装飾されていてとても鮮やかだったと推測されます。
天寿国繍帳

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天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)は、聖徳太子の妻が、その死をいたんで作らせたという日本最古の刺繍(ししゅう)です。
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『新詳日本史図説』 浜島書店

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