基本的人権
日本国憲法の三大原則に含まれている『
基本的人権の尊重』ですが、基本的人権って実際にはどのような権利なんでしょうか。それについて説明して行きましょう!
①自由権
自由権とは、
法律に反しない限り国民の自由が保障されていることを言います。
例えば
表現の自由、
思想の自由、
宗教の自由などですね。日本国民はこういった自由を享受しています。
こういった自由、当たり前と思いがちですが、海外をみてみると国に反発する発現をすると逮捕されてしまったり、国を脅かすような思想の持ち主は国外追放させられるという国もありますので、私たちは幸せな状況にありますね。
②社会権
社会権とは、
人間らしい生活を国が保障する権利を言います。
人間らしい権利とは、
教育を受ける権利や
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利(生存権)などを指します。
③平等権
すべての日本国民は法の下の平等であって、性別や人種・思想によって差別を受けることのない権利を持っています。この権利のことを平等権と言います。クラスで問題になりがちな「いじめ」、これは完全に平等権を侵害していますね。
④参政権
参政権とは、国民が直接、または政治家を通じて間接的に
政治に参加する権利のことです。20歳以上になると
選挙に行ける権利や、条件を満たせば
政治家に立候補できる権利などがあります。
⑤請求権
請求権とは、基本的人権がふみにじられたときに、その
救済を求める権利のことです。具体的には、
裁判を受ける権利であったり、国家公務員になにかやられたときや無罪なのに間違って逮捕されたときに
国に賠償を求めることができる権利などがあります。
まとめ
以上あげたもの以外にも、時代が進むに連れて、新しい人権がたくさん出てきています。
ちなみにインターネットで個人が特定される情報を流してしまうと、「
プライバシーの権利」を侵害されていると訴えられかねませんので、気をつけましょう。