ボルツマン定数
気体の圧力を求める公式は
でしたね。この式を変形すると
・・・①となります。
1molあたりのアボガドロ定数を
としたとき、n(mol)の気体のぶん指数Nは
となります。
また、気体の状態方程式より
ですので、①式は
・・・②
と変形できます。
気体定数Rをアボガドロ定数で割った値をkで表し、このkのことを
ボルツマン定数と言います。
分子の平均速度
②式を少し変形させます。
気体のぶん資料をMとすると、気体分子1molあたりの質量は
※単位に注意です。gではなくkgですので。
よって③は
となります。これは
分子の平均的な速さを示す指標になります。