はじめに
ここでは、作物の中でも気候の条件によってその栽培が大きく左右される作物についてまとめています。
コーヒー
エチオピアの高原が原産とされていますが、実のところは、いつごろから施行されていたのかは明確ではありません。
栽培の時期に高温多雨で、収穫の時期に乾燥している地域が栽培に適しており、ブラジル、コロンビアなどの
中南米、ベトナム、インドネシアなどの
東南アジア、エチオピア、タンザニア、ケニアなどの
アフリカ諸国がその地域に該当します。
カカオ
チョコレートの原材料にも使われるカカオです。
カカオの原産国は、
中央アメリカから南アメリカの熱帯地域です。
規則的な降雨と排水のよい土壌、湿潤な気候が栽培には適しています。
西アフリカや東南アジアで多く生産されていることを抑えておきましょう。
もちろん中央アメリカから南アメリカ原産ですので、その周辺諸国でも生産はされています。
天然ゴム
天然ゴムはゴムの木から採取をされます。このゴムの木の栽培は、
一年中高温多湿で強風の吹かない東南アジア、
中部アフリカ、
中南米などの熱帯地方で盛んです。特にタイ、インドネシア、マレーシアの3国でゴム生産量の7割近くを占めています。
サトウキビ
砂糖の原料になりサトウキビは、世界各地の
熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されています。
海外ではブラジル、インド、中国やタイなどで、日本では沖縄県、奄美大島で主に栽培が盛んです。