熱量の保存
100℃のお湯50mlに100℃のお湯30mlを加えたとしましょう。
理論的には、100℃のお湯80mlとなるはずです。
では次に、0℃の水100mlに100℃のお湯100mlを加えたらどうなるでしょうか?何度になるかはわかりませんが、0℃~100℃の間のぬるま湯ができるはずです。
つまり水はお湯から熱エネルギーを奪ったことになり、お湯は水に熱エネルギーを奪われたということになりますね。
このとき、
水が奪ったエネルギーと、お湯が奪われたエネルギーの大きさは同じであるというのが
熱量保存の法則です。
水とお湯をまぜたぬるま湯の温度が一定になったとき、熱の移動はなくなったと考えられ、この状態のことを
熱平衡と言います。