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「四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
著作名: 走るメロス
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「四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに、まみのほど、髪のうつくしげにそがれたる末も、なかなか長きよりもこよなういまめかしきものかなと、あはれに見給ふ。


現代語訳・口語訳・意味

四十歳すぎほどで、とても(色が)白く上品でやせてはいますが、顔つきはふっくらとしていて、目元や、髪がきれいに切り落とされている端も、かえって長いよりもこの上なく現代風であるものだなあと、(光源氏は)しみじみとご覧になります。



品詞分解

単語品詞敬意の向き
四十余名詞ー
ばかり副助詞ー
に断定の助動詞「なり」の連用形ー
て、接続助詞ー
いと副詞ー
白うク活用の形容詞「しろし」の連用形のウ音便ー
あてにナリ活用の形容動詞「あてなり」の連用形ー
やせサ行下二段活用「やす」の連用形ー
たれ存続の助動詞「たり」の已然形ー
ど、接続助詞ー




主な出典

【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
中の柱に寄り居て、脇息の上に経を置きて、いとなやましげに読みゐたる尼君、ただ人と見えず。四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに、まみのほど、髪のうつくしげにそがれたる末も、なかなか長きよりもこよなういまめかしきものかなと、あはれに見給ふ。

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