|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
上エジプトとは 世界史用語143 |
|
著作名:
ピアソラ
7,776 views |
|
上エジプトとは
古代エジプトの上エジプトとは、ナイル川のデルタ地帯と北緯30度以北の地域を除く、ナイル川流域の南部のことを指します。この地域は現在のエジプトのアスワン県からカイロまでの範囲に相当し、中エジプトと呼ばれる地域も含まれます。上エジプトは古代エジプト語では「葦の地」や「葦の国」と呼ばれていました。これは、この地域に生える葦(セッジ)から名付けられたものです。アラビア語では、上エジプトは「高地」を意味する「サイード」と呼ばれています。
古代エジプトの歴史では、上エジプトは下エジプト(ナイル川のデルタ地帯)とは別の政治的な存在でした。紀元前3150年頃にメネス王が上エジプトと下エジプトを統一したとされています。それ以降、エジプトの王は「上下エジプトの王」という称号を持ち、上下エジプトの統一を象徴する二重王冠をかぶりました。上エジプトの王冠は白色で、前方に伸びた尖った形をしていました。下エジプトの王冠は赤色で、後方に垂れ下がる形をしていました。二重王冠は、これらの二つの王冠を重ね合わせたもので、赤と白の色が混ざっていました。
上エジプトは、古代エジプトの文化や宗教において重要な役割を果たしました。上エジプトには、エジプト最古の都市や神殿が多くありました。例えば、テーベは上エジプトの主要な都市で、アメン神の信仰の中心地でした。また、アビュドスはオシリス神の聖地で、王墓や神殿が多く建てられました。上エジプトには、ナカダ文化やティニス文化といった、エジプト文明の発展に影響を与えた先王朝時代の文化も栄えました。上エジプトの文化は、下エジプトの文化とは異なる特徴を持っていました。例えば、上エジプトの芸術は、動物や植物などの自然のモチーフを多用し、下エジプトの芸術よりも抽象的でした。
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
スフィンクスとは 世界史用語142
>
下エジプトとは 世界史用語144
>
アラム語とは 世界史用語175
>
ヒエログリフ(神聖文字)とは 世界史用語161
>
イスラエル人とは わかりやすい世界史用語185
>
エジプトはナイルの賜物とは 世界史用語130
>
オリエントとは何か? 世界史用語91
>
デイリーランキング
注目テキスト
世界史
- 先史時代
- 先史時代
- 西アジア・地中海世界の形成
- 古代オリエント世界
- ギリシア世界
- ヘレニズム世界
- ローマ帝国
- キリスト教の成立と発展
- アジア・アメリカの古代文明
- イラン文明
- インドの古代文明
- 東南アジアの諸文明
- 中国の古典文明(殷・周の成立から秦・漢帝国)
- 古代の南北アメリカ文明
- 東アジア世界の形成と発展
- 北方民族の活動と中国の分裂(魏晋南北朝時代)
- 東アジア文化圏の形成(隋・唐帝国と諸地域)
- 東アジア諸地域の自立化(東アジア、契丹・女真、宋の興亡)
- 内陸アジア世界の形成
- 遊牧民とオアシス民の活動
- トルコ化とイスラーム化の進展
- モンゴル民族の発展
- イスラーム世界の形成と拡大
- イスラーム帝国の成立
- イスラーム世界の発展
- インド・東南アジア・アフリカのイスラーム化
- イスラーム文明の発展
- ヨーロッパ世界の形成と変動
- 西ヨーロッパ世界の成立
- 東ヨーロッパ世界の成立
- 西ヨーロッパ中世世界の変容
- 西ヨーロッパの中世文化
- 諸地域世界の交流
- 陸と海のネットワーク
- 海の道の発展
- アジア諸地域世界の繁栄と成熟
- 東アジア・東南アジア世界の動向(明朝と諸地域)
- 清代の中国と隣接諸地域(清朝と諸地域)
- トルコ・イラン世界の展開
- ムガル帝国の興隆と衰退
- ヨーロッパの拡大と大西洋世界
- 大航海時代
- ルネサンス
- 宗教改革
- 主権国家体制の成立
- 重商主義と啓蒙専制主義
- ヨーロッパ諸国の海外進出
- 17~18世紀のヨーロッパ文化
- ヨーロッパ・アメリカの変革と国民形成
- イギリス革命
- 産業革命
- アメリカ独立革命
- フランス革命
- ウィーン体制
- ヨーロッパの再編(クリミア戦争以後の対立と再編)
- アメリカ合衆国の発展
- 19世紀欧米の文化
- 世界市場の形成とアジア諸国
- ヨーロッパ諸国の植民地化の動き
- オスマン帝国
- 清朝
- ムガル帝国
- 東南アジアの植民地化
- 東アジアの対応
- 帝国主義と世界の変容
- 帝国主義と列強の展開
- 世界分割と列強対立
- アジア諸国の改革と民族運動(辛亥革命、インド、東南アジア、西アジアにおける民族運動)
- 二つの大戦と世界
- 第一次世界大戦とロシア革命
- ヴェルサイユ体制下の欧米諸国
- アジア・アフリカ民族主義の進展
- 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
- 第二次世界大戦
- 米ソ冷戦と第三勢力
- 東西対立の始まりとアジア諸地域の自立
- 冷戦構造と日本・ヨーロッパの復興
- 第三世界の自立と危機
- 米・ソ両大国の動揺と国際経済の危機
- 冷戦の終結と地球社会の到来
- 冷戦の解消と世界の多極化
- 社会主義世界の解体と変容
- 第三世界の多元化と地域紛争
- 現代文明
- 国際対立と国際協調
- 国際対立と国際協調
- 科学技術の発達と現代文明
- 科学技術の発展と現代文明
- これからの世界と日本
- これからの世界と日本
- その他
- その他
























