manapedia
更新日時:
古文単語「あはれがる/憐れがる」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
7,046 views
「あはれがる/憐れがる」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用】

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「あはれがる/憐れがる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形あはれがら
連用形あはれがり
終止形あはれがる
連体形あはれがる
已然形あはれがれ
命令形あはれがれ


意味1:他動詞

しみじみと感動する、感心する、感慨深く思う

[出典]物語 更級日記
「をばなる人の田舎より上りたる所に渡いたれば、『いとうつくしう生ひなりにけり。』など、あはれがり、...」

[訳]:おばにあたる人が田舎から上京してきたところへ向かってみると、「とてもかわいらしく成長しましたこと。」などといって、感慨深く思い、...


意味2:他動詞

同情する、気の毒に思う

[出典]:上にさぶらう御猫は 枕草子
「『死にければ、陣の外にひきすてつ』といへば、あはれがりなどする夕つかた...」

[訳]:「(犬は)死んだので、陣の外に引き捨てた」と言うと、(女房たちが)気の毒に思うなどしていた夕方に...




意味3:他動詞

嘆き悲しがる

[出典]:かぐや姫の昇天 竹取物語
「広げて御覧じて、いとあはれがらせたまひて...」

[訳]:(かぐや姫からの手紙を帝は)広げてご覧になると、たいそう嘆きお悲しみになり...


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。