|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「くもがくる/雲隠る」の意味・解説【ラ行四段活用/ラ行下二段活用】 |
|
著作名:
走るメロス
3,989 views |
|
「くもがくる/雲隠る」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用・ラ行下二段活用】
このテキストでは、古文単語「くもがくる/雲隠る」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
※「くもがくる」には、
①ラ行四段活用(上代の作品)
②ラ行下二段活用(中古代以降の作品)
の用法がある。時代の変遷で用法は変化したが、意味は同じ。
①ラ行四段活用
| 未然形 | くもがくら |
| 連用形 | くもがくり |
| 終止形 | くもがくる |
| 連体形 | くもがくる |
| 已然形 | くもがくれ |
| 命令形 | くもがくれ |
■意味1:自動詞
雲に隠れて見えなくなる。
[出典]:万葉集 柿本人麻呂
「雲隠る 小島の神の 畏けば 目は隔てども 心隔てや」
[訳]:雲に隠れている小島の神が恐れ多いので、逢わずにいますが、心が離れることがありましょうか、いやありません。
「雲隠る 小島の神の 畏けば 目は隔てども 心隔てや」
[訳]:雲に隠れている小島の神が恐れ多いので、逢わずにいますが、心が離れることがありましょうか、いやありません。
■意味2:自動詞
(身分の高い人の死を婉曲して)
お亡くなりになる。
②ラ行下二段活用
| 未然形 | くもがくれ |
| 連用形 | くもがくれ |
| 終止形 | くもがくる |
| 連体形 | くもがくるる |
| 已然形 | くもがくるれ |
| 命令形 | くもがくれよ |
■意味1:自動詞
雲に隠れて見えなくなる。
[出典]:百人一首 紫式部
「めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」
[訳]:久しぶりに再び出会ったのに、本当にあなたかどうかもわからないうちに、(あわただしく帰っていってしまいましたね。まるで)雲に隠れてしまった夜中の月であることよ。
「めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」
[訳]:久しぶりに再び出会ったのに、本当にあなたかどうかもわからないうちに、(あわただしく帰っていってしまいましたね。まるで)雲に隠れてしまった夜中の月であることよ。
■意味2:自動詞
亡くなる。
[出典]:源氏物語 紫式部
「奈良の上皇は、この秋七月に雲隠れさせたまへば...」
[訳]:奈良の上皇は、この秋の七月に崩御あそばされたので...
「奈良の上皇は、この秋七月に雲隠れさせたまへば...」
[訳]:奈良の上皇は、この秋の七月に崩御あそばされたので...
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「まうけのきみ/儲けの君」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「たづぬ/尋ぬ/訪ぬ」の意味・解説【ナ行下二段活用】
>
古文単語「しゃうぢゅういめつ/生生異滅」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「かうてさぶらふ/斯うて候ふ」の意味・解説【連語】
>
古文単語「はづかし/恥づかし」の意味・解説【形容詞シク活用】
>
























