これまで、２ｘ＝４のように、文字が１つだけ（ｘのみ）の方程式を解いてきたと思います。ここでは、



のように２つの文字（ｘとｙ）、２つの式（①と②）を組み合わせた方程式を解いていきます。このような方程式を連立方程式といいます。


では連立方程式を実際に解いてみましょう。先程例に挙げた



を使って考えていきます。解き方は様々ですが、ここでは代入法という方法を使って解いていきます。



今回は②式を変更して、ｘ＝ｙ＋２とします。



つまり、ｘ＝ｙ＋２を①に代入するということです。ｘ＝ｙ＋２を①に代入すると

ｙ＋２＋ｙ＝４

となります。これを整理すると

２ｙ＝２

すなわち、ｙ＝１が求まります。


ここではｙ＝１をｘ＝ｙ＋２に代入をしましょう。

ｘ＝１＋２＝３

が求まりますね!!



ｘ＝３，ｙ＝１を①と②に代入して等式が成り立つか確かめます。
①より３＋１＝４
②より３－１＝２
よって、これらの値は正しいということがわかります。