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古文単語「すまふ/争ふ/辞ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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すまふ/争ふ/辞ふ

このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「すまふ/争ふ/辞ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「すまふ」には
①争ふ/辞ふ
②住まふ
などの用法があるが、ここでは「①争ふ/辞ふ」を扱う。
ハ行四段活用

未然形すまは
連用形すまひ
終止形すまふ
連体形すまふ
已然形すまへ
命令形すまへ


意味1:自動詞

抵抗する、張り合う、さからう

[出典]すける物思ひ 伊勢物語
「人の子なれば、まだ心いきほひなかりければ、とどむるいきほひなし。女もいやしければ、すまふ力なし。」

[訳]:(男性は)親がかりの身なので、まだ(女性をよそにやらないようにと親にお願いをするほどの)気力がなかったので、(女性を)引き止める力がありません。女性も身分が低いので、(それに)抵抗する力がありません。


意味2:自動詞

辞退する、断る

[出典]:伊勢物語
「もとより歌の事は知らざりければ、すまひけれど、しひてよませければ、かくなむ...」

[訳]:元来歌の事は知らなかったので、辞退したのですが、(人々が)無理に詠ませたので、このように(詠んだ)...


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