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古文単語「ついたち/朔日/月立ち」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
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ついたち/朔日/月立ち
このテキストでは、古文単語「ついたち/朔日/月立ち」の意味、解説とその使用例を記している。
成り立ち
「つきたち/月立ち」のイ音便。
名詞
■意味1
月の初め、月の上旬。
[出典]:木の花は 枕草子
「四月のつごもり、五月のついたちのころほひ、橘の葉の濃く青きに、花のいと白う咲きたるが...」
[訳]:四月の下旬や、五月の上旬の時分、橘の葉が濃く青いときに、花がとても白く咲いているのが...
「四月のつごもり、五月のついたちのころほひ、橘の葉の濃く青きに、花のいと白う咲きたるが...」
[訳]:四月の下旬や、五月の上旬の時分、橘の葉が濃く青いときに、花がとても白く咲いているのが...
■意味2
月の最初の日、一日。
[出典]:物語 更級日記
「松里の渡りの月影あはれに見し乳母も、三月朔日に亡くなりぬ。」
[訳]:松里の渡し場で月の光に照らし出された姿がしみじみ心を動かされるように思えた乳母も、三月一日に亡くなった。
「松里の渡りの月影あはれに見し乳母も、三月朔日に亡くなりぬ。」
[訳]:松里の渡し場で月の光に照らし出された姿がしみじみ心を動かされるように思えた乳母も、三月一日に亡くなった。
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