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古文単語「さかゆく/栄行く」の意味・解説【カ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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さかゆく/栄行く

このテキストでは、カ行四段活用の動詞「さかゆく/栄行く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

カ行四段活用

未然形さかゆか
連用形さかゆき
終止形さかゆく
連体形さかゆく
已然形さかゆけ
命令形さかゆけ


意味:自動詞

繁栄していく、栄え続ける、ますます栄える

[出典]あだし野の露消ゆるときなく 徒然草
「夕べの陽に子孫を愛して、さかゆく末を見んまでの命をあらまし、ひたすら世をむさぼる心のみ深く...」

[訳]:夕日のような(残りわずかな)命の身で子や孫をかわいがり、(彼らが)繁栄してゆく将来を見届けるまでの命を期待し、ただただこの世の利益や欲望に執着する心だけ強く...


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