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更新日時:
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古文単語「かたじけなし/辱し/忝し」の意味・解説【形容詞ク活用】 |
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著作名:
走るメロス
67,378 views |
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「かたじけなし/辱し/忝し」の意味・活用・使用例【形容詞ク活用】
このテキストでは、ク活用の形容詞「かたじけなし/辱し/忝し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・ク活用
| 未然形 | かたじけなく | かたじけなから |
| 連用形 | かたじけなく | かたじけなかり |
| 終止形 | かたじけなし | ◯ |
| 連体形 | かたじけなき | かたじけなかる |
| 已然形 | かたじけなけれ | ◯ |
| 命令形 | ◯ | わりなかれ |
■意味1
もったいない、恐れ多い。
[出典]:桐壷 源氏物語
「いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにてまじらひ給ふ。」
[訳]:(その女性は)大変きまりが悪いことが多いのですが、恐れ多いほどの帝のご愛情が比べるものがない(ほど強い)のを頼りにして、宮仕えをなさっています。
「いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにてまじらひ給ふ。」
[訳]:(その女性は)大変きまりが悪いことが多いのですが、恐れ多いほどの帝のご愛情が比べるものがない(ほど強い)のを頼りにして、宮仕えをなさっています。
■意味2
ありがたい。
[出典]:桐壷 源氏物語
「いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにてまじらひ給ふ。」
[訳]:(その女性は)大変きまりが悪いことが多いのですが、ありがたい(帝の)ご愛情が比べるものがないほど強いのを頼りにして、(他の女性に)交じって(宮仕えを)しなさっています。
「いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにてまじらひ給ふ。」
[訳]:(その女性は)大変きまりが悪いことが多いのですが、ありがたい(帝の)ご愛情が比べるものがないほど強いのを頼りにして、(他の女性に)交じって(宮仕えを)しなさっています。
■意味3
面目ない、恥ずかしい、みっともない。
[出典]:明石 源氏物語
「我ながらかたじけなく、屈しにける心のほど思ひ知らる。」
[訳]:(光源氏は)自分でも恥ずかしく、くじけてしまった心の有様を思い知らないではいられません。
「我ながらかたじけなく、屈しにける心のほど思ひ知らる。」
[訳]:(光源氏は)自分でも恥ずかしく、くじけてしまった心の有様を思い知らないではいられません。
「かたじけなし」と「おほけなし」
類義語に「おほけなし」がある。
「おほけなし」は、「身の程知らずだ/差し出がましい」などの意味から感じ取れるように、ネガティブな意味を含むが、「かたじけなし」は、「相手の身分が高すぎて自分の身分と釣り合わずに恐れ多い/ありがたい」という意味が含まれており、ネガティブなニュアンスはない。
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