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古文単語「はらふくる/腹膨る」の意味・解説【連語/ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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はらふくる/腹膨る

このテキストでは、古文単語「はらふくる/腹膨る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

成り立ち

名詞「腹」とラ行下二段活用「ふくる」とが一語になったもの。「腹膨る」でひとつの言葉として捉える考え方もあるが、その場合の活用は以下の通り。
ラ行下二段活用

未然形はらふくれ
連用形はらふくれ
終止形はらふくる
連体形はらふくるる
已然形はらふくるれ
命令形はらふくれよ


意味1:自動詞

(言いたいことを言わずにいて)
気持ちが悪い、不愉快だ、不満がたまる

[出典]折節の 徒然草
「おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざなれば...」

[訳]:こうあって欲しいと思うことを口にしないのは気持ちが悪いことなので...


意味2:自動詞

腹が膨らむ、太る

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