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古文単語「おもひおこす/思ひ起こす」の意味・解説【サ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おもひおこす/思ひ起こす

このテキストでは、サ行四段活用の動詞「おもひおこす/思ひ起こす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「おもひおこす」には
①思ひ起こす(サ行四段活用)
思ひ遣す(サ行下二段活用)
の用法があるが、ここでは「①思ひ起こす」を扱う。
サ行四段活用

未然形おもひおこさ
連用形おもひおこし
終止形おもひおこす
連体形おもひおこす
已然形おもひおこせ
命令形おもひおこせ


意味:他動詞

心を奮い立たせる

[出典]かぐや姫の昇天 竹取物語
「からうじて思ひ起こして、弓矢を取り立てむとすれども...」

[訳]:やっとのことで心を奮い立たせて、弓矢をとり構えようとするのですが...


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